記憶を無くした君の隣で

作者



大学二年生の修平は、いつも通り車で家に帰っているときだった。

車道に一人の女の子が飛び出してきた。


無我夢中で病院に少女を送り届け、手術を終えた彼女と再び対面した時


「ここどこ。…え、私誰」


その少女は記憶を失っていた。



事故の加害者と被害者の奇妙な同居生活がここから始まる。