僕は見た。一心不乱に舞っている彼女を。そして思った。「美しい」と。
「何?」
「いや、何も…」
「へぇ。」
「…。」
僕は見た。
誰にも見られたくなかっただろう貴女のアレを。
貴女にも止めきれない、アレを。
そして、僕は蝶が舞うところを見た。
蝶は様々な色で美しい羽を作り、
まるで飛ぶことによってこの世を美しくしていくように
周りを魅了しながら
周りを浄化しながら
舞う。
その姿に、人々は感動した。
蝶は何を想い舞っている?
龍桜 柚愛、初の作品です。
頑張って書き上げるので、気長に待っていて下さい。