日なたぼっこ。

作者はちみつ

黒曜の瞳に見つめられたら
動けなくなっちゃうよ。


ぽかぽか気持ちがいい昼下がりの今この瞬間が一番大好きなとき。



私は河原の草原のうえに寝転がって流れる雲をただ呆然と見つめていた。



サラサラと流れる川のせせらぎ。

小鳥たちのさえずり。

草の匂い。



全てが日常感に溢れている毎日。




こんな平凡な毎日が大好きなんだよ。






しかし、彼らはやってきた。

黒ずくめの彼ら。

私の日常を非日常にした。





あぁ。私はどこにいくのかな。




はぁ、お日様の光を浴びて日なたぼっこしたいなぁ。