魔法使いのような彼

作者プラネタリウム

魔法使いのように、私に呪文をかけて動けなくしてしまう、彼に恋した私。彼にこの想いが届けばいいのに…

彼はまるで魔法使いのよう。

私を魔法の呪文で動けなくしてしまうの。

魔法使いのように…


彼の目には私は写っていなかった


それでも、彼の目に私を写して欲しいと願ってしまう。






「俺、フラれちゃった。」




「じゃあっ、私とっ、私と付き合いませんか?

恋の傷心は…新しい恋で癒す、って言うし…」




「じゃあ、この傷癒してよ」





彼の失恋で付き合うことになった私たち。

いつか、私だけを見てくれるようになってほしい。