CIDER~サイダー~

作者

真夏の暑い日。



学校が早く終わり


セミも耳障りなほど鳴き


太陽はサンサンと照りつける


そんな暑い日の午後。



からからに渇いたのどと


モヤモヤするわけのわからない


この気持ちから逃れたくて、


帰り道の自動販売機で


サイダーを買った。






一気に口の中に流し込んだ。


だけど…


残ったのは炭酸の苦しさだけだった…。