「偽恋」ENDへと続く道③

作者華音

あの人を忘れる為に、貴方と付き合うことにした。偽りからはじまる恋。




あの人を忘れる為に、




貴方と付き合うことにした。




あの人に対しての想いを、




この胸に秘めたまま、




貴方を平気で欺く。




最初にあった罪悪感も、




今ではあまり感じない。




「ひどい奴だ」と言われてもかまわない。




あの人のことを思い出さずにいれるなら、




貴方の前では…







どんな女でも演じてみせる。