一日一日の出来事の記憶をなくしてしまう少年の、切なく小さな恋物語。
昨日なんて、
覚えていない。
ただ一つ覚えているのは、
君の笑顔だけ。
君が誰だかは、
わからない。
でも、
笑顔だけは覚えてる。
思い出を一つ作ってくれて、
ありがとう―――