黒い白粉

作者紅酒

いつだってそうだった。




君のおかげで私が在るの。





君はいつも云ってくれた。



君はいつも笑ってくれた。



君はいつも教えてくれた。




だから




君はいつも私を裏切った。




でも




そんな君に私が惚れたことに理由は無いし


理屈だって要らなかった。











想い出は





いつだって綺麗なままに



残したいから――――――