もう届かないのだとしても、私はこの広い空を見上げて君達を探し続けるよ
気付いた時には
遅かった
離れてみても
もう
取り返しはつかない
すぐ其処まで
迫ったそのカゲが
あたしの心を掻き乱す。
『……お願い、だから…
あたしを一人にしないで――…』
暗く深い悲しみに
彼女はただ、脅えていた