毎日が幸せだったのだと気付いたのは、失ったから。失わないと分からないものなんていらなかった。残されたあおと空矢、そして2人の甥桜の笑って泣いちゃう…かもな物語。
毎日嫌だ嫌だと思っていたことが幸せだと気付けたのは、
失ったから。
なんて残酷なのだろう。
こんなことならいらなかった。
失わないとわららない気持ちなんていらない。
嫌だと思って過ごしたほうが百万倍よかったんだ…。
真っ暗だった心に再び光を灯せたのは、1人じゃなかったから。
きっとまた、笑いあえる。
そんな気持ちを持つことができる。
空矢と桜とそして、私。