感情なき、「人間で在らざる者」とある秘密を持つ青年と「なりそこない」の少年の小咄。

―――僕?僕は感情を集めているんだ…

何でって?

…なんでだろうねぇ。分からないや…。

だけど…強いて言うなら…。




僕は 人間じゃないから、かな?



おいで、僕と行こう…。



ある寂れた街に来た少年。そこで出会った一人の青年。

少年と青年の不思議な旅の御話し。


※少々、同性愛表現、グロあり。