「あたしが可愛くないからかな?
ねぇ…あたしが可愛かったらあなたはあたしを見て くれてたのかな。
ねぇ…啓…どうしたらよかったのかな」
不思議な日だった。晴れているのにどしゃ降りの雨が降っていた。そこであたしたちは出会った。
まさか、あんなことになるなんて思わなかったよ。
あんなに好きだったのに……