小説 『――サバキ――』

作者えあり

『サバキ』と呼ばれる生徒自身が告発し、生徒が生徒を裁く――そんなシステムを導入したとある私立高校の物語。

P・N 芽名井あきら





人は何かを裁きながら生きている。


社会のどこかで犯罪者は裁かれる。


あなたは日常生活の中で……


時には人を許し、


時には人へ罰を与えるような……


判断と言う名の裁きを下してるのではないだろうか。


それ自体が目に見えない形だとしても……



一体、何を裁いているのだろう?


あなたが裁く側だったら?


あなたが裁かれる側だったら?


これはそんな物語……