『俺なら、

大切な人の傍に居る

寂しい思いも、

悲しい思いもさせない』





高校1年の秋―――




彼氏に裏切られたあたしを

真っ暗で、何も見えない闇から

救い出してくれたのは

君でした―――。






何の取り柄もなく

容姿も良い方ではない君に

私は惹かれたのです……







互いに変わり者の性格の持ち主



委員長×委員



の不器用な恋愛模様...




幾度笑い

幾度泣き

この幸せな学園生活が

何時まで続いてゆくのか―――





卒業までのリミッターが

刻々と時を告げ

互いの心に、寂しさが

どんどん侵食してゆく―――