涙と未来が光った時【完】

作者れな

山川絵里。

私は中学まで普通の道のりを歩んで来た。

何ひとつ苦はなかった気がする。 

 

でも、高校に入ったある日から

人生で最大の"苦"を体験する。

 



――いじめ・・・


関わりたくないけど・・


いつも関わってしまう。



いじめ側に。


 

ただ、今回は違った。




どうしても立ちたくなかったあの立場に

立ってしまったんだ。