足を踏み入れてはいけない、危険地帯。
そんな危険地帯に、知らないうちに入り込んでいた。
「俺の女になること、覚悟しろや」
真っ暗だったアタシの心を変えてくれたのは、
最強グループ、魔王のトップだった。
「ねぇ、アタシのこと好き?」
「テメェ調子のんなよ」
アイツが毒舌を吐くときは、照れているとき。