キスに縛られているせいで幼馴染から抜け出す事ができない・・・由羅と巧の物語。
小さい頃から当たり前のように
キスしていた私とあなた。
そのキスに深い意味はなくて
もちろん恋愛感情があっての
キスっていうわけでもなくて
・・・ただのあいさつってカンジだった。
だから、気付いた時にはもう遅かったんだ。
あなたを好きだと気付いた時にはもう・・・。
きっとこのキスだけの関係を
抜け出す事なんて
・・・できないよね。
でも別にそれならそれでいい。
どんな形であれ
あなたの傍にいられるんだからさ。