海都は本当に死んだのか…?
波美のその後は…?
最終章を読んでここに来られた方へ
すぐに読まないでください。最終章のラストで、少なからず衝撃を感じた方は、内省の時間を持ってから、この先を読んでください。
そう願ったからこそ、このエピローグは書籍にしか掲載しませんでした。
とは言え、書籍発売からすでに3ヶ月以上が経過し、口コミで結末をご存知の方も多くなってきたようです。もうそろそろ配信してもいいでしょう。
でも、すぐに読まないで欲しいという思いはまったく変わっていません。
人間の死はけっして美しいものではない。
あまりにもショックなものです。
そして、誰の身にも突然起こりうるもの。
いま隣にいる、あなたの最愛の人が、5分後にはいなくなることだって…。
愛する人と一緒に過ごせる時間は、長くても数十年。宇宙から見れば、瞬きするほどの時間です。(「晴香葉子の恋愛学」より)