16歳少女の過酷な運命。
初めて彼氏ができたのは、中学2年生の春だった。
その恋を失いたくないと気づいた時、恋は終わりを告げた。その年の夏の出来事だった。
中学を卒業するまでの間、2人は1度も口を聞くことなく終わった。
少女は高校入学と共に、彼への気持ちを断ち切ろうと新たな出会いを求めた。
すぐ、新たな彼が出来たのだが、初彼への想いを断ち切れないでいた。
新たな恋が、少女の人生を大きく狂わせ、悲劇へと導くことも知らなかった・・・