大丈夫だょ。。。

作者繭華

  今思えば、あの時


 あたしはあの忌わしい事件から


 抜け出せずにいたんだ。


   

 助けてと叫んでも、



 周りは見て見ぬふり。


 

 世間体ばっかり気にする


  

 大人たちにも

  

   

   もう、疲れたんだ。



  でも あなただけは



 「ずっと 傍にいるからね」って


  いって強がってたあたしに


 


「大丈夫だょ。。」って

   言ってくれたね。



  なのにあなたはどうして今

  

  

 あたしの傍にいないの・・?


  

 あたしは今も笑えないままで・・         

  

  あなたがいないこの空の下で


  

いつか、「大丈夫だょ。。」って


  


  あの日、


  

あなたが笑いかけてくれたように



 

うまく笑える日がくるのかな・・?