始まりは雨の日【完】

作者志帆

「これが、俺だけの温もりになってくれればいいのに。」―…掠れた声であなたは言った。


あの日、あの時。

あたしは、貴方に言われた。


「何してんの?」



それが、始まり。


「これが、俺だけの温もりになってくれればいいのに。」



掠れた声で、彼は言った。





*オマケはちょくちょく更新中*

09/21追加