ある日、一人の子を庇い事故に遭う。 意識の戻らない夢の中で美香はいつも同じ声が聞こえてきて知っているはずの声なのに、その人を思い出せないでいた。
キミの声が聞こえた
胸がギュッとなりそうな程の切ない声
大丈夫だよ…何度も繰り返し伝えるのに
キミの声は切ないままだった