青空のしたで

作者神崎詩緒





まだ、あたしたちは

16歳という

未熟な子供だった。



だけど、どこかで

思っていたんだ。



〝年齢なんて関係なし!

想いさえあれば叶えられる〟



背伸びして過ごした青春、

夢と恋と友情の

選択肢に迷いに迷った青い春。



あたしたちにとって

青春は

かけがえのない財産になった。