ふりだけの彼女。

作者結宇

先輩は知っている。私がすぐに泣いてしまうことも、過去に侵した過ちも、ぜんぶ。

きっと




これってふと始まって



終わらないでって願った瞬間


残酷にも終わってしまう





そういう物なんだろうなって思ってた。




あの日までは。





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