―はじめに―
このお話は,
管理人nonの
実話をもとにした
フィクションです。
***
電車男だのアキバ系だの
最近は何かと"オタクブーム"で、
"オタク"が世界共通語に
なってしまうくらいだ。
そんなこんなで、
一気に国際的に
認められる程の
すごいワードに
なってしまったが、
そんなのはここ最近の話。
オタク文化は
世間の"一般人"の
皆さんが思うより
はるか昔から
確立されてきたのである。
多分・・・。
これは、そんな昔
そうまだオタクが
世間の注目を浴びる
ほんの少し前まで
"オタク"だった少女の
脱オタまでの
ストーリーである。
ところで、皆さん
ご存じだろうか?
オタクのほとんどが
自分がオタクだという
自覚がない事を
大抵の場合は
脱オタしてから
気付くもんである。