小説~愛言葉~前編

作者有紀

人と人が


約束という形で


表すのは


【合言葉】。


でも・・・


私は違う。


私とアイツの


約束は


愛言葉だった。


その頃の私たちは途方に暮れ、


生きている意味さえ分からなかった。


2人が離れて


初めて分かることがたくさんある。


でも気付いたときはもう、


時間が流れていたんだ。


時間を戻すことなんて不可能。


でもこのままだと後悔を残したまま。


有紀が贈る涙涙の物語。


今が大切だということに気付いて欲しい。