私の学校には有名で人気な三人組がいる。黄金の君、漆黒の君、白銀の君と呼ばれる生徒会役員。その人たちに会計として選ばれたのは…私。
彼らは、舞台の上の人たちで
一生徒の私が手を伸ばしても、
届くはずのない人たちだった。
一人は太陽のようにきらめく金髪。
一人は深く暗い闇のようにつややかな黒髪。
そして一人は…月の光のようにつめたい銀髪。
このお話はそんな彼らと過ごした一年間を記録する、甘酸っぱい物語。
2010.0323~