運命のヒト

作者沙織

毎日会うのが当たり前すぎて分からなかった──いなくなって分かる淋しさがここにあった──これっていけない恋ですか?

校舎1階のつきあたり──



この美術室にあなたは居る──





毎日会うのが



当たり前すぎて──



分からなかった。





あなたが



振り向いてくれるなら



何をしたっていい──



そう思った





ねぇ。



これって



いけない恋なんだよね─…