あの日からあたしの未来は決まっていたんだ。すべては、一本の線に繋がっている。過去からのメッセージ、そして未来とは・・・。
高校三年の6月の終わり
じめじめした夏のはじまりに
あたしたちは過去への記憶を
少しずつ辿っていこうとした
まだ未熟な若いあたしたちは
涙なしじゃ
乗り越えられない。
愛も恋もわからずに人を傷つけた。
あなたの嘘も彼の涙も
あたしの過ちも
すべては一本の線になる。