真っ暗で、何も見えない私の世界に、
光を取りもどしてくれたのは一つの携帯電話でした。
ピンク色で、可愛い携帯。
これのおかげで、クラスに溶け込むことができた。
みんなとメールしたり、話したり電話したり…。
光が見えた。
明るい未来がそこにはあった。
…いや、あるはずだった。
はずだったのに…どうして?
『ワスレモノ、アリマセンカ?』
『サガシモノ、アリマセンカ?』
の番外編です。