好きで好きで好きな程、壊れてく。教科書の匂い。留守電の声。全て私のモノでしょ?

 愛美は同じクラスの一郎が大好き。一見、地味っぽいけど可愛い一郎。

 愛美は気がつくと、一郎の教科書を盗んでいた。かすかに教科書から香る一郎の匂い。教科書に綺麗に蛍光ペンで引かれたライン。

 誰も知らない一郎を独占した気持ちで、愛美は満たされた。



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