あたしたちは

まだまだ子供で


人の愛し方も

人を愛すことの意味も

人を愛す喜びも


本当は何も知らない






ただ純粋に

恋に恋して

人生での苦しさの

半分も知らずに

守られて生きてきた

あたしたちは


いつだって

いちばん大切なものを

見落としてきた






そしてこれから

自分で決めた道を

自分で歩いてくなかで


損得を知って

駆け引きを覚えて

ずるくなって


あたしたちは大人になってく






子供のままでいたくても

いまこの瞬間を

止めることはできない


進んでいく時間。






それなら


なりかけの今しかできない

最高の恋がしたい。