光を奏でて

作者奏夢




『俺は・・・


お前の辛さを隠すためのような笑顔なんか



いらない。




お前は俺の隣りで、


本当に楽しい時、嬉しい時だけ



笑ってればいい。』







あたし達は



たくさん傷ついて



傷つけて・・・



人を信じきれなくて



疑って


裏切って





大切なものを見失って



いつの間にか


何も見えなくなる。





それでも未来に光を求めて


真っ暗な



何も見えない道を





ただ歩くんだ。