ねえ、先生。

作者ナナコ

先生とか生徒とか、もう、そんなのどうでもいいんです。

その長くてキレイな指で、

あたしに触れてほしい。

その真っ黒な瞳で、

あたしを射ぬいてほしい。

その甘い声で、

あたしに愛を囁いてほしい。



教師とか生徒とかそういう

堅苦しい鎖なんて取っ払って、

今すぐあたしに好きと言って。



ねえ、先生。




091009~