疾風と花音の間にできてしまう距離を、なんとか埋めようと頑張る2人。でも、最後に待っていたのは大事な人の死でした―
あなたと離れるなんて
あたしには無理だよ…。
あたしを抱きしめてくれる暖かい腕も。
やんちゃな顔で微笑むあなたの笑顔も。
全部あたし以外の子に見せて欲しくない。
だから
1つだけ我が儘言っていいですか?
“もう一度あなたの隣に居させてください”
あたしはそう願うんだ。
叶わない夢かもしれない。
でも
少しでも可能性があるなら
それを信じたい。
あなた以外を好きになるなんて
出来ないんだから…。