裸のプリンス

作者みきゃん

毎日変わりない退屈な学校生活、そんな中での偶然の出会い。ううん、これは必然で運命ってやつ?運命とか信じる方じゃないけど、君といると…。ね。

「リョウはいいよね…」


「何々っ?何が~?」


「リョウはきっと恵まれた環境の中で、沢山の人に囲まれてずっと幸せに生きてきたんでしょ?」




だっていつも笑顔のリョウ。


いつも明るくて…


飾らなくて…


まっすぐな瞳で私を見るリョウだから…





バカだね私。


私の目に映ったのは、悲しそうな瞳。

困ったように無理に笑顔をつくっている君。





私ってほんとバカ…