会者定離




慌ただしい街並みに

身を任せたまま

ゆらりゆらり流れてく。

ちっぽけで弱い私は

何のために生きているのか

たまに見失ってしまうよ

なにが幸せかさえも

未だにわからないんだ。




これから私は何に

縛り付けられるのだろう。



泡銭のために あの娘は

なんでもするよ

善と悪は無駄な戦いを続けるよ

私も少しずつこの街に染まっていく



あの温もりは

いったい何処へ消えたのだろう