入院中の月姫(つき)の前に現れたのは、白銀の髪に紅玉の瞳をもつ青年。彼は自らを死神と名乗った。
「そろそろお茶の時間にしませんか?」
恋がしたい女のコ
お気楽グータラの死神
そんな二人が出会ったら…
ファンタジーのような、
ミステリーのような、
淡い恋のとっておきのおはなし。
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チクタク チクタク
じかんがないよ
いそいではやく
ロウソクの灯がきえるまでに