こひなた日和

作者咲良

あと少しだけ身長があれば。

あとちょっとだけ目線が高ければ。









昼からの授業。

眠さがピークに達するとき。


授業なんて真面目に聞いてる人いるのだろうか...。

外を向いてるヤツもいれば、落書きしてるヤツもいる。


そのときあたしの脳内は帰ってから何しようかなとか、放課後のことでいっぱいだった。


勿論、授業の内容は全く頭に入ってこない。