もし、あのとき言っていれば。


『好きです。』



もし、あのとき嘘をつかなければ。


『本当は一緒にいたいっ…』



もし、あのとき笑っていれば。


『別にいいよー、』




私達、 僕達は、


今でも幸せだったのだろうか。



言えない言葉、

伝えられない気持ち、

我慢する人間の滑稽な姿を見かねた

神様が、石を1つ、


私達の星に投げ込んだ。



「最後と思えば、言えるでしょう。」



残酷で、でも、


やっと生まれたままの心で向き合える。





*