思い出はコバルトブルーの海へ

作者アメジスト

出会いがあれば、別れもある。


ただ、あまりにも早い別れに、主人公、新山夏樹は深い悲しみの渦中にいた。


恋人を事故で失い、自らも命を絶とうとしたがそれも叶わず、夏樹は周囲からも孤立していく。


そんな夏樹を救ったのは、親友の幸司だった。


恋人の死を受け入れ、新たな一歩を踏み出した夏樹。


幸司と共に大学へ無事合格を果たし、いざ入学式へ。

そこで、夏樹は一人の女性と出会う。



新たな出会いが夏樹にもたらすのは、幸福か、或いは絶望か。


夏樹はまた、誰かを愛することができるのだろうか…