僕の知らない君のこと

作者五月 メイ


恋をすると人は変わるものだって、誰かが言っていたからわたしは恋という感情を嫌っていた。


恋をしている友達の目はすごくきらきらしていて、とても素敵だった。

でもそれは、わたしに言わせてみたら、まるでナイフのようで、凶器のようで、すごく怖かったんだ。