私は一生後悔することになる。
あのとき、あぁしてれば――…
あのとき、こうしてれば――…
この紅い薔薇をこうして手に取らなければ――…
深い深い闇が私を引きずり込もうとする…
『いや…やめて…いやぁぁぁぁ!!』
声になって届かない悲鳴も、いつか誰かに届くと信じてる…
誰かが…誰かが絶対に私をこの闇から出してくれることを――…