二人の愛しい息子へ..そして彼等の愛しいひとへ

作者pigu223

わずか13年の結婚生活の思い出を残し・・・逝ってしまった誠ちゃん・・・若い二人が懸命に生きた実話エピソードです。

31歳で亡くなった主人との思い出・・・


恋のエピソード、二人に起きた奇跡・・・・




話は30年以上前にさかのぼり、舞台は北九州、


昭和の後期からの話です。




「あーあ約束の50歳からまた一つ年を


          重ねてしまったんだね。」

 


今年の誕生日に、心がそうつぶやいていた。


 


年号が平成に変わってまだ目新しく新鮮で、  



後に歴史の節目になろう年の3月1日に

 


31歳で逝ってしまった



私の誠次郎(セイジロウ)にむかって...