星の下(もと)で逢えたら

作者小春日和

彼は流し目でアタシを見る。
見つめてるわけじゃないのに。見てるはずないのに。

彼の流し目が、あたしを見る。

見つめてる、わけじゃないのに。


そんなこと、もうずっと知ってるのに。




三泊の移動教室、欲しいものを欲しいといえない、若者の青春ストーリー。