誰の『あい』も真実(ほんもの)だった。どれも、切り離せずに受け取れずに、ちゅうぶらりんのままだった。さあ、誰の『あい』を受け取ろう?
「ジレンマ」
板ばさみの意。
「板ばさみ」
両立しない二者の間に立って、どちらにつくことも出来ず困ること。
あの日、
わたしは
死のうとしてた。