真夏の夜に


黄金色の光が綺麗に瞬いている仲間達が


自由に空を羽ばたいている。



なのに、その仲間達に混ざりながら

どうやっても 何をしても光が出なくて




ただただ、黄金色に光る後姿を見つめながら


何もせず 立ち止まっている毎日だった



仲間達はみんなどこかに行ってしまって

暗闇の中で立ち尽くす自分




そんな私を


貴方は、暗闇の中から光の灯火が見える場所に連れて行ってくれた。