倉永紗夜

初恋を思い出した。
自分の初恋も、見ているだけで終わってしまったのだということを思い出しました。

ずっと胸にしまっていた、甘酸っぱい記憶の引き出しを久々に開いて、感慨深くなりました。

同じ高校へ行きたいと思うのは、恋する人間がみなそう思うことですよね。
そして、そう思ってしまう残酷な自分との葛藤も覚えがあります。

すごく素敵な作品だと思いました。
文章云々より、内容と共感できる部分の多さに★★★★★です。