yanagi yuri

本当はもっともっと長い作品だったんです。
自己レビューなので星は真ん中で。

「2006年と2002年の記憶が交錯する」という流れで進む当作品は、本来、2006年側にも2002年側にも、それぞれひとりずつ「女性」が出てくる「完全版」が存在しています。
ところがそれは「完全版」でありながら「完成版」ではなく…逆にそのふたりを削ることにより、どうにか発表にこぎつけたのが、今回の作品ということになります。

いつか「完成版」を書き上げたいとは思っていますが、それにはまだ時間を必要とするでしょう。
何しろ、現段階でさえ(投稿のため性描写を削ったので減りましたが)原稿用紙400枚はあります。「完全版」は600枚ジャストでした。もし「完成版」までいったら…どうなるのだろうか、と思っています。

「メリクリ・シリーズ」自体が筆者のライフワークであり、時々思い出したように書き出します。

いつか「完成版」を世に出してみたいな…と思う作品です。