STORY -プロローグ-

作者LAST GIRL



この愛が「純愛」と言えなくたって



ずっとずっと想う。



傷つく事と、傷つける事は



隣り合わせなんだと感じる。





だってそこには間違いなく


「傷ついた君」と「傷つけた僕」とが存在したのだから。





今更「後悔してる」なんて言わないけれど



ふと思うんだ。



僕は「君」を傷つけた事に傷ついているのではないか、と。